募集期間
事業目的
本事業は、建築物ストックの省エネルギー改修等を促進するため、民間事業者等が行う省エ ネ改修工事・バリアフリー改修工事に対し、改修後の省エネ性能を表示することを要件に国が 事業の実施に要する費用の一部について支援することにより、既存建築物ストックの省エネ化 の推進及び関連投資の活性化を図ることを目的とします。
対象事業の要件
- 躯体(外皮)、建築設備の省エネルギー改修に関するものを対象とします。
- 省エネルギー改修に加えて、バリアフリー改修を行う場合も対象とします。
- 工場・実験施設・倉庫等の生産用設備を有する建築物の改修、後付の家電等の交換等は対象外とします。
補助対象の要件
応募にあたっては、下記の①~⑧の要件を全て満足する必要があります。
- 躯体(外皮)の省エネ改修を行うものであること。
- 建物全体におけるエネルギー消費量が、改修前と比較して20%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事を行うものであること。(ただし、躯体(外皮)の改修面積割合が20%を超える場合は、15%以上の省エネ効果とする)
- 改修後に一定の省エネルギー性能に関する基準を満たすこと。
- 改修後の建築物の省エネルギー性能を表示すること。
- エネルギー使用量の実態を把握する計測を行い、継続的なエネルギー管理、省エネルギー 活動に取り組むものであること。
- 省エネルギー改修工事とバリアフリー改修工事に係る事業費の合計が500万円以上で あること。(ただし、複数の建築物における事業をまとめて提案し、上記事業費以上とな る場合も可とする)
- 平成30年度中に着手し、原則として当該年度に事業を完了するものであること。
- 改修後に耐震性を有すること。※旧耐震建物に対してのものとなります。
補助対象設備
- 高効率空調機
- 高効率照明
- 高効率給湯器
- 二重窓、遮熱フォルム、断熱材等
- 計測機器
- 耐震工事
上記設置に伴う工事
補助対象費用
- 省エネ改修工事に要する費用
- エネルギー使用量の計測等に要する費用
- バリアフリー改修工事に要する費用(省エネ改修工事と併せて行う場合に限る)
- 省エネルギー性能の表示に要する費用
補助金額
補助率 |
1/3(上記の改修を行う建築主等に対して、国が費用の1/3を支援) |
補助限度額 |
5,000万円/件(設備改修に係る補助限度額は2,500万円まで)
※バリアフリー改修を行う場合は、当該改修に係る補助額として2,500万円または省エネ改修にかかる補助額を限度に加算 |