イーテックは創業以来、空調メーカーとコラボレーションしながら省エネに取り組んできました。省エネを進めていく一方で次は省エネだけでなく、エネルギーを生み出す再生可能な太陽光発電に着目し、「省エネ」と「創エネ」、そしてさらに、産業廃棄物の適切な処理による「再エネ」にも取り組み、3本柱で事業を行ってきました。
この3つの事業を通して、私たちの仕事とは「三方よし」、要するにお客様、取引業者様、イーテックが「共に快く共にしあわせ」になることだと確信しています。
時代の流れの背景の中で、やはり原子力発電所について考えることを避けては通れないと思います。先進国日本であっても再生可能エネルギーに対して立ち遅れているのは、原子力発電所の存在があったためです。
東日本大震災以降、政府も省エネ支援ということで補助金を出すようになり、その中でも一番省エネ効果の大きいのはLEDです。LEDの消費電力削減量は約60%であり、例えば1人1,000,000円使っていた電気代を400,000円まで削減できるということです。したがって今まで原子力で賄っていた電気代を省エネすることでカバーできるということです。
さらに再生可能エネルギーの太陽光発電の導入も増えてきていることを考えると、原子力発電所事態を見直す必要があると思います。
イーテックでは、社内の全てのエネルギーを自給した、そしてグリーンエネルギーの普及に前進する意味もあり、大阪、兵庫、島根、岡山に自社の太陽光発電所を設置しました。今後も自社発電所を設置していくことで日本のエネルギー自給率を上げ、クリーンなエネルギーを供給し、気候変動対策に貢献できればと考えています。
また「21世紀の自給自足と地域活性化」というビジョンの実現に向けて、兵庫の発電所で「食べるエネルギー」農エネとして「ちきゅうにやさしいたけ」という自然エネルギーを活用した椎茸栽培も行っています。この農エネを通して少しでも食料の自給率向上に貢献していきたいと思っています。
スリランカでは地域による格差が激しく、子供たちが教育を受ける事もままならない地域が多い状況です。
日雇い労働者が多く、雇用も不安定です。
マンゴープロジェクトではそんなスリランカを支援するべく、スリランカ中部のPolatuwadia Attaragallewa Bakamunaという土地にマンゴーの苗木を植えました。
イーテックではそういった支援も行っています。
イーテックは、クローバルゴールズ(SDGs)に賛同し、それを目的の指標として取り組んでいます。SDGsを取り組むきっかけは、スウェーデンに行く機会があり、そこで体験・経験し、SDGsの素晴らしさを知ったことでした。
スウェーデンはゴミ一つでもエネルギーに再生することで知られ、99%再生利用しています。また、生まれた時から墓場までの間を社会保障する国でもあるスウェーデン。そこから生み出されるものは全て、安心安全のものしか生まれてきません。
私たちはそんな優しい国で体験したことを少しでも日本に広める取り組みの1つとして、SDGsを目的の指標にすることに決めました。
私たちだけでなく、取り組みの輪を多くの企業様と一緒に取り組むことによって、寄り添いながら一緒に環境を良くしていけるツールだと思います。
50年、100年先の次世代がどうなっているのかを考えながら、イーテックの行う活動が人にも地球にもやさしくあることを願い、人に関わる全てのエネルギーを持続可能にしていきたいと思います。