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リフレーミング

2018.11.6

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
寒くなってきましたが、悪いことばかりじゃないですよね。

本日のテーマは『リフレーミング』です。

「リフレーミング」という言葉を聞いたことありますでしょうか?
意味は「事実に対して与えている意味づけを変え、異なる見方でとらえ直すこと」と書かれています。
「違う枠組みで見る」という言い方もできます。

起こっている出来事は一つですが、リフレーミングすることで認知が変わっていくという感じでしょうか。
よくある例に「コップの水の考え方」がありますね。
コップに水が半分入っていて、それを「まだ半分ある」ととるか「もう半分しかない」ととるか。ってやつ。
これでポジティブとネガティブを分けるのは、少々違うような気がして、私はあまり好きではないのでいいませんけどね。
ただ半分ある状態というフラットな言い方もできるのですが、同じ状態でも言い方で受け取り方が変わります。

簡単なもので、「うるさい人」をリフレーミングすると「元気な人」と言い換えることができますよね。
「しつこい」と「意志が強い」、「優柔不断」と「思慮深い」こんな感じ。
えー、こんな簡単なもので感じかたの何が変わるの?って思うでしょうけど、これを意識するととても楽になるのです!
リフレーミングには「状況のリフレーミング」と「意味のリフレーミング」があるので、ここも使ってみると面白いですね。

弱点や短所、嫌な出来事があっても、逆に言うとチャームポイントや長所そして楽しい出来事に変換できると、クヨクヨすることも減りそうです。

先日娘と出かけていて、軽い渋滞に巻き込まれたんです。
私はついつい「あー、混んでるなぁ」とため息ついて落胆してたんですが、娘は「車で好きな音楽がたくさん聴ける(時間になる)からええよ」と言ったんですよ。
「あー、この人ポジティブやわ~」と心から思いました。
無理やりに良いように捻じ曲げていくのでなくて、すごく自然にこの時間を楽しんでる姿勢が素敵だったわけです。
これも立派なリフレーミングだなと思いました。

起きている出来事は一つなのですが、感じ方や受け取り方は何通りにもなります。
冒頭で書いた「寒くなって悪いことばかりじゃない」というのは「寒くなるとお鍋やらおでんやら焼酎やらぬくぬくしながら楽しめるものが増える」という幸せがあるので、悪いことばかりじゃないと思います。
この程度から始めた方が私には合ってるんでね。
いきなり「この試練は神が与えた私へのギフトである!」と考えると疲れるので。
ぼちぼち「そういやー、こんな考え方もあるか、よし頑張ってみようか~」くらいがちょうどいいです。
その時悪い出来事だったとしても、後で考えるとありがたいことだったんやろなと思えるとええかなという感じですね。

もちろん瞬間によい言葉に変えてみる癖をつけると、格段に楽しい度が上がります。
どうせ同じ出来事なら、気持ちよい感じ方をしていきたいと思います!

分かれ道

2018.10.9

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
アンガーマネジメントの3つの暗号、最後の一つです。

本日のテーマは「分かれ道」です。

これは怒るものなのか怒るものなのかの「仕分け」のようなものです。
怒る道を選ぶのか、怒らない道を選ぶのか…

怒りの内容を分類すると、自分でコントロールできるものとできないもの、自分にとって重要なものと重要ではないものというものに分けられます。
まとめてみると…
①コントロールできて、重要なもの
②コントロールできて、重要ではないもの
③コントロールできなくて、重要なもの
④コントロールできなくて、重要ではないもの
これらを自分でどのように仕分けをしていくかで、怒りをどう表現したり、解釈したりするか決まるそうです。

例えば天気は自分ではコントロールできませんが、雨が降ったからと言って怒っても仕方ありません。
それならばぬれないように対策をするとか、日にちを変更するなどできます。
あまり対応のよくない店員がいる場合、これはその店に行かないということで、自分をコントロールすることができます。

わたしは出勤の時に狭い道で毎日同じ車と遭遇するのですが、どんな場合であろうと絶対に道を譲ってくれなくて、朝から嫌な気持ちになるので、出かける時間を変えて遭遇しないようにしています。
これは私にとってコントロールできて、重要なものなので、自分で変更をかけてイライラしないようにした例えです。
しかも4番のコントロールもできなければ重要でもないものは「ほっておく」という究極にして最善の方法もあるのです!
ステキです、ほっておく。
それでいいんだなーと目からウロコです。私はまじめちゃんなので、物事を真正面から考えすぎな部分があります。
この一見ええかげんそうな「ほっておく」ことがうまくできてなかったんやー!と、気づいたのです。

しかし、何でもかんでも気にしないというわけにはいきませんね。
渋滞にイライラという話も良く聞きます。渋滞をコントロールするならば、なるべく渋滞しない時間帯に出かけるという方法で回避するということができます。
しかし巻き込まれた場合は渋滞をコントロールはできません。
その場合は自分をコントロールしてイライラしない会話をするとか、ゲームをして気を紛らわすとか考えてみると良いですよね。
「落語を聴く」のも落ち着くんですって。渋滞中に聴いたことはないので未検証ですが。
ちなみに、渋滞の時に運転手に言ってイラっとするワード、ナンバーワンは「まだ着かないの?」だそうですので、助手席のみなさん気をつけてください。「見たらわかるやろ!」となること間違いなしです。
なんでもかんでもムカムカ、イライラしては精神衛生上よくありませんね。

これらも自分がどれに反応するのかということを知っておくことが必要です。
自分がどれだけ対応可能なのか、自分にとってどれだけ重要なことなのか。ここを混同するとわけわからないことに怒るという、最悪のパターンに陥り、自分も周りも楽しくなくなりますね。
「私はそんなに怒ってないもん!関係ないね」という人もいるでしょうが、こういう仕分けができてなくて、仕方なく怒りをぶつけてくる人もいるので、わかってあげるため覚えておくとよいと思います。代替案がすぐに出せて怒りに巻き込まれないメリットがありそうですもの。

怒りを感じるのは本能なので、悪いということではないのです。
安全や安心を脅かされると、怒るという方法で危険を知らせようとするから。その表現を間違わないようにするのが、怒りのマネジメントなんですね。

3つの暗号と自分のパターンを意識することで、自分が楽しく怒ることができるようになると、人間関係が楽になると思いませんか?
怒ることをやめるのではなく、上手に怒って世の中が丸くなっていくと平和になっていいなと思います。

べきの境界

2018.10.4

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
只今、上手に怒ることについて考察しております。二つ目は「べき」についてです。

本日のテーマは『べきの境界』です。

前回6秒待ったらどうなのよ、っていう話をしましたが、それだけでは解決できないものがあります。
それは自分の価値観である「〇〇するべき」のべきです。
子供は親の言うことを聞くべき
正しい言葉を使用するべき
先輩を敬うべき
時間は守るべき
などなど、人それぞれあります。
漠然と「普通はこうするべきでしょ?」ってのありますね。普通ってなんやねん?なんですが、良くこういうこと聞きますね。

このようにそれぞれに「べき」というものがあって、お互いが受け入れられない時に怒ってしまうようです。
「から揚げに勝手にレモン問題」もここに入るのでしょうか。勝手にかけんといて!って怒る人もいるのでしょう。
「目玉焼きに何をかけるか問題」や「お好み焼きに青のり問題」「焼肉の網に肉置き過ぎ問題」「鍋の食べ方うるさい問題」など、食の席でもべきが多数存在します。
これらも「べき」があると「許せん!貴様の食べ方、直したまえ!」と、なる可能性もあります。こりゃ、酒でも入ったら取っ組み合いですわ。

自分の中の「べき」のような自分ルールはあってもよいが、相手に強要すると「そんなもん、どっちでもええやない」という人とは相容れません。
そして自分ルールが多く強いと、どっちでもいいやんタイプの人を見るだけで「なんでそんなにええかげんやねん!」とムカー!となるそうです。
べきがあるということはこだわりが強く、まじめなタイプと推測します。
ルーティンが崩されるとイライラするってのも「べき」が強そうです。

さて、そこでアナタの「べき」をどうするか。
べきはあってもよいのですが、ここは譲れんってことはきちんと上手に伝えることが、健全なようです。
そして相手にも「べき」があるので、話し合いが必要です。
から揚げにレモンをかけるべきの人は、「レモンかけていい?」ってきくとか。
そしてから揚げにレモンはかけないべきの人はせっかく「レモンかけていい?」って聞いてくれた人に、「えー!レモン?まじないわー、ありえんわ」などと暴言を吐くことはやめ、「私はかけません、自分のから揚げにだけかけてください」と言うことを伝えると、ケンカになりません。
レモンをかけることを否定するのではなく、聞いてくれたことに感謝する、という気持ちがあると良いですね。

相手の価値観である「べき」も認めつつ、自分の「べき」も上手に伝えるという、コミュニケーションを意識すると、争いが減ると思います。
ということは、やっぱり「こういうことは腹が立つ」とか「こうされると嬉しい」という話をたくさんするほうがよいのでは?と思います。
揉めることを避けて黙っておこうとすると、気持ちが伝わらないばかりか、誤解を生むことにもなります。

自分の大好きを知るとどんどん表現ができるようになると思います。
そしてお互いの「べき」を伝えて、自分の大事な「べき」は守りつつ、相手の「べき」にも寄り添って、境界線を緩めてみてはいかがでしょうか。

6秒ルール

2018.10.1

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
アンガーマネジメントでは3つの良き暗号があります。今回は一つ目から。

本日のテーマは「6秒ルール」です。

6秒カウントしてみて下さい。短いようで長いのです。そう、怒りを感じた時はだいたいが反射的に反応してしまうから。
しかしですね、反射的に怒りを出した時ほど、ろくなことにならないって事は、お分かりだと思うんですよ。
暴言を吐いてしまったり、モノを壊してしまったり。
そういう時って語彙がすごく少なくなるらしいです。思考がいまいち、まわらないんでしょうか。

上手く言葉でも伝えられないので、簡単な言葉で応戦したり、モノを投げたり叩きつけたりしますね。
テニスの人たちがラケットをバーンと、地面に叩きつけるのも、失敗した瞬間にしてますもんね。
かくいうわたしも、幼きころに兄弟でのトランプゲームで負けた時に、悔しくてトランプを噛むという暴挙にでていたことを、未だにからかわれます。
「キーッ!!」って言って、ハンカチを噛むやつ表現あるじゃないですか。あんな感じ。
噛んだトランプには歯型がくっきりついているので「あれはハートの3だな」とわかってしまい、後のゲームに支障をきたしました。

このように瞬間的に怒っても良いことがないばかりか、後悔することが多いのです。
トランプぐらいですめばいいですが、取り返しがつかなくなる場合もあります。特に人を傷つけるのはいけませんね。

そこで「6秒ルール」です。
怒りを感じたときに6秒待つというものです。
ネットを見るとさまざまな方法が載ってます。
「手に怒りの理由を書く」なんてのも。これはなかなか…高度なテクニックですなぁ。
他には怒りに点数をつけてみるというのもあります。
「今の怒り、38点!まだまだいける!」とかいうものです。
前回書いたように、わたしは自分の怒りを自分で問うという方法です。誰のどこに、何がどうして。など。
経営計画の5W2Hは苦手ですが、こういうときはサクサクっと出てきます。不思議です。

自分にあったことをやる。これも大事だと思うんですよ。
誰かが言ってるからその方法を頑張ろうと無理すると、できないことにストレスを感じるので、自分の得意そうでわかりやすい方法を見つけるのが良いと思います。
私のように考えるのが好きな人には「今の私の思考はだね…」などと理屈をこねてると6秒経つわけですね。
そうすると怒ったことを冗談を交えて伝えるくらいの余裕はできます。

行動するのが良い人は、その場を離れるってのも良いそうです。お茶を飲むとかも良いのです。
トランプに負けた時に「なぜだ…私の戦略が間違っていたのか?後半の駆け引きに負けたのか…?」とか思えば噛まなくて良かったんですが、幼き頃にはできませんね~。

6秒待つと突発的な攻撃がなくなるので、くだらない争いがなくなる効果があります。
自分にあった方法で、6秒を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか?

上手に怒る

2018.9.21

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
怒りっぽい人といっても、色んなタイプがいますよね。

本日のテーマは「上手に怒る」です。

アンガーマネジメントという言葉を耳にしたことございますでしょうか。先日ある公共施設に赴いた特派員から送られてきた立看板の写真は、その施設の9月の意識することだったようで、ズバリ「9月のmotto アンガーマネジメント」と書かれていました。

書体に少々怒りを感じますが、きっとまじめに書いたのでしょう。
アンガーマネジメントをモットーとするなんて、なんて意識が高いんだろう。ステキ!

怒るって自分の感情なんですってね。要求などが通らなかったことへの不満みたいな、感情をもてあましているというか。
そして相手をねじ伏せるために怒りを利用しているっていうことを聞いてなるほど感。
人間のなんというか本能的というか、潜在意識のすごさと、狡猾なそれでいて脆弱なところが実に興味深いです。
自分のことを大切にされていないという思いも、怒りにつながるらしいです。物事に対してよりも、気持ちの問題。こういうのも実に面白いです。
このアンガーマネジメントを知ってから、自分が「ムカ!」っときた時に「お!優子さん、今なんでムカッときたんだね?」と自問自答してみています。
この余裕をつくるのが難しいのですが、これこそがアンガーマネジメントでいうところの『6秒耐える』の私の時間です。

その時は私の心の中だけなので、自由に思いをめぐらせます。
「こんなに頑張ったのに、てんで無視かよ、おいおいおいいいい~」
「いやいや、そういうの嫌いって言ってるやん、わからんやつやな!」
「えー、めっちゃ勝手じゃない?そういうの無理やわ~」
など、口に出せば戦が起きそうなことを感じることもあります。
しかし、それを「ああ、そう思ったんやな。あたい、わかってもらえんで寂しかったんや」と自分で思えると、すっごい楽チンになったのです。
そして「あたし、そういう言い方されると悲しい」と伝え、「もっと優しく言って」とお願いできるようになったらば、なんと言うことでしょう!つまらないことで腹が立たなくなります。というか、みんなが優しくしてくれるので、怒ることが少なくなります。

そして怒りをぶつけてくる人にも、「なんだかわからんけどいろいろ不安なんやろか…」と優しくしてあげようかなという気持ちもたまにわくようになりました。
それでも全てが解決することはないし、怒らなくなったわけではないです。
ここはあくまでも、自分にとって怒らなくていいことで怒らなくなったという話です。
そして伝え方が変わるので、伝わりやすくてお互いに良いという状態になります。
怒りの感情は時には必要で、我慢することとは違うと思うのです。怒ることが悪いことだから我慢するとか、揉めたくないから避けていこうすると、また別の問題を生みかねないように思います。

なので、「怒りのエネルギー」という貴重な熱量を、なにか他の情熱に変えられないか?と、思います。
怒ることが自分を大事にしてもらえなかったという感情ならば、自分は大事にされる価値があると思ってることなので、それを活かせるようにならんかな~。という感じ。わかってもらえるやろか、このつたない言い方で。

怒りがわいた自分の感情を、上手にやる気アップに使えるようになれないか、ということです。
こういうネガティブマインドをぐるんと変化させるような仕組みを自分で作れると、すごく楽しいと思うんですよね。
そして誰かに自分の気持ちを話してみるってのは、とても効果があると思います。心を開くっていう処方は、怒りのマネジメントには効果があるように思います。
以前に自分の取扱説明書を作ると良いと書きましたが、話をしてその人を鏡に自分を見つめるということは、とても尊いことだとこのごろ感じているのです。

すぐにプンスカしてしまう私はまだまだ修行中ですが、まずは自分の感情に寄り添ってみると、上手に怒れるような気がしますよ~。




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