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ワーキングマインド

6秒ルール

2018.10.1

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
アンガーマネジメントでは3つの良き暗号があります。今回は一つ目から。

本日のテーマは「6秒ルール」です。

6秒カウントしてみて下さい。短いようで長いのです。そう、怒りを感じた時はだいたいが反射的に反応してしまうから。
しかしですね、反射的に怒りを出した時ほど、ろくなことにならないって事は、お分かりだと思うんですよ。
暴言を吐いてしまったり、モノを壊してしまったり。
そういう時って語彙がすごく少なくなるらしいです。思考がいまいち、まわらないんでしょうか。

上手く言葉でも伝えられないので、簡単な言葉で応戦したり、モノを投げたり叩きつけたりしますね。
テニスの人たちがラケットをバーンと、地面に叩きつけるのも、失敗した瞬間にしてますもんね。
かくいうわたしも、幼きころに兄弟でのトランプゲームで負けた時に、悔しくてトランプを噛むという暴挙にでていたことを、未だにからかわれます。
「キーッ!!」って言って、ハンカチを噛むやつ表現あるじゃないですか。あんな感じ。
噛んだトランプには歯型がくっきりついているので「あれはハートの3だな」とわかってしまい、後のゲームに支障をきたしました。

このように瞬間的に怒っても良いことがないばかりか、後悔することが多いのです。
トランプぐらいですめばいいですが、取り返しがつかなくなる場合もあります。特に人を傷つけるのはいけませんね。

そこで「6秒ルール」です。
怒りを感じたときに6秒待つというものです。
ネットを見るとさまざまな方法が載ってます。
「手に怒りの理由を書く」なんてのも。これはなかなか…高度なテクニックですなぁ。
他には怒りに点数をつけてみるというのもあります。
「今の怒り、38点!まだまだいける!」とかいうものです。
前回書いたように、わたしは自分の怒りを自分で問うという方法です。誰のどこに、何がどうして。など。
経営計画の5W2Hは苦手ですが、こういうときはサクサクっと出てきます。不思議です。

自分にあったことをやる。これも大事だと思うんですよ。
誰かが言ってるからその方法を頑張ろうと無理すると、できないことにストレスを感じるので、自分の得意そうでわかりやすい方法を見つけるのが良いと思います。
私のように考えるのが好きな人には「今の私の思考はだね…」などと理屈をこねてると6秒経つわけですね。
そうすると怒ったことを冗談を交えて伝えるくらいの余裕はできます。

行動するのが良い人は、その場を離れるってのも良いそうです。お茶を飲むとかも良いのです。
トランプに負けた時に「なぜだ…私の戦略が間違っていたのか?後半の駆け引きに負けたのか…?」とか思えば噛まなくて良かったんですが、幼き頃にはできませんね~。

6秒待つと突発的な攻撃がなくなるので、くだらない争いがなくなる効果があります。
自分にあった方法で、6秒を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか?



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