ワーキングマインド

計画された偶発性

2019.3.27

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
だんだん暖かくなってきましたが、たまにぐんと寒くなることがあるので、要注意ですね。

本日のテーマは「計画された偶発性」です。

計画された偶発性理論はジョン・D・クランボルツ教授が20世紀末に提案したキャリア理論です。
「偶発なのに計画されているってどういうことなの?」と、始めに聞いたときに疑問がわいたものです。
クランボルツは「キャリアの8割は偶然によって決定される」と言っています。
なぜ偶然で決まるのか、それはあまりに未来にとわられると、現在がみえなくなってしまうと考えたからです。

目的ばかり追うと想定されてない現実に戸惑ったり、チャンスを逃してしまうこともあるようです。
変化が早い現代は未来が予想しにくく、計画ばかりをたてるよりも、いまの出会いや出来事から決定して自らのキャリアを広げようという発想です。
でもそれって、なんだか矛盾してるようにも思います。
予期できない出来事を計画できるのでしょうか?

そう思ったアナタは素晴らしいと思います。どうしたらそうなるの?って疑問を持つと、出来事に敏感になれるからやと、私は思ってます。
(ちなみに「計画的偶発性理論」は「プランドハップンスタンス」といいます)
自分に起きる出来事を意識できるようになってくると、偶然をただ待つのではなく計画的に意図的に創りあげることが出来るようですね。

ここでクランボルツは「行動指針を持つことが大切」と言ってます。
その行動指針の大事な5つはこちら

好奇心…新しい学習の機会を模索し続ける
持続性…失敗にめげず、努力し続けること
楽観性…新しい機会は必ず訪れ、可能になるとポジティブに考える事
柔軟性…こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
冒険心…結果が不確実でもリスクを取って行動を起こすこと

これを聞いたときに、なるほどな~と思いました。
まず好奇心をもってなにかをみつけたら、楽しみながら続ける。それも柔軟な考えで時にはリスクもあると考えておく。
そうやって新しいものを絶えず自分の中に入れ込むことが、計画された偶然を呼び込むのだと感じます。

難しい学習や仕事だけではなく、自分の興味が向いたものを地道に続け、違っていたら方向を修正していくなかで、偶然な出会いや出来事が目標の達成につながるんですかね。
未来を描くのも大切ですが、今ここの自分を磨くこともやはり大切ですし、それも楽しんでやることがよいのです。
出来るから楽しくなるのではなく、楽しんでやっていくことがすごくいいなと思いました。

未来のビジョンを定めた上で、「計画された偶発性理論」の行動指針に基づいて、今ここ集中にすることが自分の道を切り開くチャンスになるような気がしてきますね。



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