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ワーキングマインド

気持ちと行動の一致(後)

2018.8.9

「気持ちと行動の一致」の続きです。

前半では自己一致の大事さをお話していたんですが、自己がぶれてる人に追い詰めるような聞き方は効果ないように思います。
そしてなにより、それにはこちらもも自己一致をしておくことが重要です。
面談をするほうの言葉と行動が一致してないのに、相手に良い問いをするのはこれまた極端に言えば、嘘になるんじゃない?と思うわけです。
自分のネガティブをただ見て、あると認識するだけでよいんですって。
でも、長く見ない。あると思うだけでよくて、その後にポジティブに考えればよい。
悪いと思う感情を、なかったことにしないことが大事とのことです。

これは自分に嘘をつかないという、心の健康のために大切な行為だと思います。

なぜ偽ポジティブに私の触手が向くかというと、私は「ポジティブな自分であらねばあかんのではないか」という枠にはまり、結局好きなことができず、良い子ちゃんをやってきてしんどいという過去があったからではと自己分析します。
自分のパーソナリティがいまいちわからず、気持ちを抑圧し歪曲した言動をして、自分を痛めつけてきたわけですね。
ええ、ご察しのとおり、楽しくないんですよ。これって。でも楽しくないとはいえない雰囲気を自分で作ってるわけです。ああ、怖い。

そりゃ、自己受容が行き届いていると、こんな気持ち感じなくていいんでしょうが、そういうわけにはいかない自分が今でもたまにでてくるんですよね。
これは私の課題ですね。
このように誰のせいでもなく、自分の課題と思ったら何とかなりそうじゃないですか?
人を変えることはできないけど、自分を変えることはなんとかできそうですから。

そして「やってやるぜ!」という明るいポジティブシンキングに聞こえないところは、私の個性なのです。
私にとっては「なんとかなるやろ」はかなりポジティブな発言なのです。
だから誰にもそれぞれ、しっくりくるものがあると思います。

勘違いしないほうがいいのは、その人によってポジティブの表現の仕方はさまざまだということです。
静かに頑張る人はそうは見えなくても、中身は前向きになってるかもしれません。
反対に明るく大きく表現することで、自分を鼓舞する人もいるでしょう。その人の特性を知ることはとても大事だと感じます。

と、いうわけで、ポジティブシンキングにはネガティブを知るということが近道なのでは?と思ったこのごろなのです。
ドロっとした気持ち、トゲトゲした思い、ねちっこい感情。どれもあなたの一部なのです。
自分の気持ちに正直になることは、すごく人間らしく素敵なことなのです。ネガティブはただ見るだけでいいんですから。

ネガティブを知った上のポジティブは説得力があって最強だと思いませんか!?
長々と書きました、読んでくださってありがとうございます。
では、ごきげんよう~。



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