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ワーキングマインド

自己効力感

2018.8.22

こんにちは、イーテックe-mind 田中優子です。
高校野球が終わって、夏も終わった感じがします。今年は100回大会で盛り上がりましたね。

そこで本日のテーマは「自己効力感」です。

今回の高校野球は面白かったですね。秋田代表が103年ぶりに決勝進出ってのも驚きでした。
どちらも応援したくなるような、そんな両チームだったのです。
そんな高校野球をみていて、自己効力感はどのようにして高まるのか、これは勝負にも影響があるよね~と考えていました。

優勝した大阪桐蔭高校は去年の夏も春夏連覇を期待されたチームですが、結局最後に負けてしまったんですよね。
その負け方は悔し涙を流すような内容だったんですよ。
今回はキャプテンをはじめとする、三年生の頑張りがすごかったと思いました。
全員の目的が「春夏連覇する」「去年涙を飲んだ先輩のためにも」のような心意気が感じられました。
その結果大量得点で勝ったのです。
これはただ単に、他府県からできる子を集めた強豪高校だったから勝ったというよりも、ここまで努力した自分たちならできるんだという、「効力感」があったんじゃないかとも思いました。

前回の失敗を思い出したりした場合、又同じことが起きるのではないかと不安になる場合もあります。
しかし彼らは失敗したことをきちんと受け止めていました。その経験を基にしていて、だから今回は自分が投げたいとピッチャーも志願したり、相手チームのことを分析したり、自分と仲間のために全力投球する力になっていたように思います。
自己効力感が高まってると、前の失敗は繰り返さないぞ、俺はこれだけ頑張ったからきっとできると考える事ができます。
そして主体的に行動する、チャレンジするということにつながるように感じました。

自己効力感とは
・自分が行為の主体であると確信している
・自分の行為について自分がきちんと統制しているという信念
・自分が外部からの要請にきちんと対応しているという確信
簡単に言うと、何かの行為に対して「俺、できるぜ!任せろ~」とか「イケてる、あたし!」といったセルフイメージを持っているということです。

自分に対して信頼感や有能感があるとも言われています。
ということは、効力感が高まるという要因には、自分のことを信じる自信が必要ということでしょうね。
「根拠のない自信」といいますが、何の裏づけもないけど、上手くいきそうな気がするという人も、自己効力感は高いようです。
では、そこに根拠を与えるとどうでしょう。

目標達成のためにこれだけ準備してこれだけ努力したからきっと上手くいくぞ。と考えると、もっとよくなるような気がしませんかね。
そして目標達成したという経験は、自己効力感を高めますね。ますますやる気が出てきます。
そして、ここに自己肯定感をプラスするとどうでしょう。
自分を肯定しているという感覚は土台になります。自分を肯定的にとらえている人は、物事の道理も肯定的にとらえることができるので、効率の良い努力ができるように感じます。

どちらも自分のことを信頼する力が必要ですね。
自分を信じて、仲間を信じたからこそ勝利を掴むことができるように思います。
自己効力感や自己肯定感が高まると、周りの人を励ましモチベーションを上げれるので、チーム力が上がるのです。
素敵じゃないですか!

高校生からもたくさんのことを学ばせてもらえます。彼らの潜在能力はあなどれません。
今年も感動をありがとうなのです!



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